「いつまでたっても一年生」この言葉は、国分酒造の焼酎造りの場で代々受け継がれてきた言葉です。麹づくり、芋づくりと、焼酎造りをはじめるときは、いつも真新しい気持ちで取り組んでいます。麹のブクブクという音を聞きながら、熟成を重ね、1本1本瓶につめるその時まで、どのような味わいになるのかとわくわくしています。
焼酎というと「香りが強い」「芋っぽい」というイメージがありますが、「安田」はなんというか・・・フルーティです。焼酎はあんまり…な方や女性の方にも、飲みやすさを感じてもらえるのではと思います。


〈杜氏・安田宣久〉平成4年に国分酒造の杜氏となり、平成9年には、業界初の芋100%の焼酎「いも麹芋」を仕込み、独自の手法で芋100%の焼酎を生み出した。平成25年、杜氏人生20年の集大成として「安田」を造りあげる。その探究心は尽きることなく、自身の農園の作物の成長過程から焼酎造りの根幹となる土づくりにも向き合う日々を送る。