天文館で50年以上。
３代続く老舗の「からあげ　松幸」
イナセな独自のスタイルがこの地位を守っているように感じる。

「松幸」にはメニュー表がない。
頑固にも思えるが、そこには愛情が一杯。

その日仕入れた旬のものを楽しんでもらいたい。メニューに掲載しても、その日提供できない物もある。オーダーして、その品がない時にガッカリさせたくない。

「松幸」には、そんな大将の頑固でも、温かな人柄に魅せられた常連客が集まる。

メニュー表はないが、真心を感じる一品料理は、味わいとともに季節を楽しませてくれる。
カウンター越しで、大将と言葉を交わしながら注文をする、
日本の古き良き時代を感じさせる粋な空間がここには広がる。

日によって、店のメニューは変わるが、
「からあげ」はいつでも楽しめる。

平均予算は5,000円前後だが、
２人で来店し、「からあげに」と一緒にご飯と味噌汁を注文する人もいる。そうすると一人2,000円でもお釣りがくる。


この店の雰囲気は、温かくって懐かしい。親戚の家でもてなしを受けているような気分になる。

大人には理解できる、この店の粋
通えば、通うほど愛着が湧く
「からあげ　松幸」はそんな店。


■カウンター8席
■テーブル６〜8席

※席に限りがあります。事前の連絡・予約がオススメ。

味にうるさい大人に好きな唐揚げを聞くと、
多くの大人が「松幸」の名前を挙げる。

なかでも写真の「丸鶏のからあげ」は人気が高い。
このヒットメニュー、常連客の「一羽そのまま食べてみたい」という、ちょっとしたわがままから生まれたもの。


ひな鶏を丸ごと唐揚げに。
低温でじっくり旨みを閉じ込めながら、揚げるため、外はパリパリ、中は驚くほどジューシー!!

ハサミで切り分けて食べるのだが、ハサミを入れた瞬間、中からどんどん肉汁が溢れてきます。

ひな鶏を使っているから、とってもクリアー。
フワフワ・ジュワジュワの味わいは一度食べると忘れられない味に。

価格＝3150円