由来を知ると隠されていたものが見えてくる!
昔の人は、自然災害によるリスク回避のために、様々な知恵を絞っていて、今のようにインターネットもないですから、広く周知するために地名や石碑で注意を促していたのでしょうね。
ハザードマップや地形をみると明らかに危険なエリアはわかりますが、先の記事の内容にもあるように、地名や使われている漢字を見ると「まさかこんなところで!」というような、今しか知らない私たちにとっては、驚くエリアもあります。
地形の成り立ちや過去の地図を確認すると、もろい地盤や液状化しやすい地盤なのかも分かりやすくなり水害だけでなく地震による被害を最小限にする可能性も高まります。
知ることで恐れるのではなく、知ることで対応をとりやすくなり防災や減災のために何が出来るのか、何が必要なのかを知ることが出来ます。
昔の人が知恵を使って残してくださった情報を有り難く今に生かしていきたいものですね。
どんな情報でも、情報に振り回されるのではなく、必要な情報を選択することも必要になってきます。これには、その情報が確かなものなのかの確認と、あとは、直感・直観と嗅ぎ分ける本能も必要に。
普段から、感覚を磨く訓練も必要に。
普段何気なく住んでいる土地にも多くの智恵が記録されていることに感謝と、知ることの大切さを感じます。