福岡の中心地・天神。オフィスビルと繁華街が融合した大通りを歩き、ビルの間の小道に入ると知る人ぞ知る、通えるフレンチの名店「AIGNON（アニオン）」はある。

腕を振るうのはオーナーシェフである本田フトシ氏。
料理店を営んでいた両親のもとに育った本田シェフは、フランス料理の世界に魅せられ、「ビストロ・ミツ」でオープン当初からのスタートメンバーとして修行を積んだ経歴をもつ。

2008年に男のフレンチ「AIGNON アニオン」をオープンさせた。

徹底した下ごしらえと幾多の行程を経て仕上げられる料理たち。

シンプルでありながらも、素材そのものの繊細な旨味を最大限に引き出された男のフレンチ。ストーリーを感じることができる一皿は、様々なグルメがひしめく福岡の街の中で「本物」を求める人びとの心を捉え、とっておきのお店として地位を確立している。

 

また、アニオンには、気分やシーンに合わせていただけるアラカルトメニューが豊富に揃う。細部にまで魅せ方を追求している美しい料理たちは、アニオンでしか味わえないオリジナルメニューもあるので、グルメな人をもてなしたい時にこそ来店してほしい。

思い切り頬張り、ワインでごくりと流し込むのがアニオン流。男性客同士で気兼ねなく食事を楽しめ、かつ女性をエスコートできる、理想的な男のフレンチを大いに満喫してほしい。

 

好みに合わせて前菜+メイン+デセールをセレクトできる4,200円(税別)~のプリフィックスコースでアニオンの魅力が堪能できる。




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シャラン北部ヴァンデ沿岸地域の湿地帯で飼育されたシャラン鴨。窒息させることで鴨の血の旨みを肉全体に行き渡らせた繊細な味わいが際立つ。肥沃な土地で、職人により受け継がれている伝統的な飼育法によってシャラン鴨は繊細でありながらも、野性味が感じられる濃厚な味わいが特徴だ。

しっとりとした上品な肉質に、コショウ、コリアンダーでキャラメリゼされた皮。こんがりと香ばしい甘みで、シャラン鴨の旨みを一層引き立たせている。また、柔らかく、瑞々しく焼きあげられたシャラン鴨のささ身もコクがあり絶品。ワインをゴクリと含み、芳醇な余韻に存分に浸ってほしい。

添えられたドライハイビスカスの塩は、独特な芳香がより深みを与えてくれる。まろやかな甘さのソースは、シャラン鴨の骨からとった赤ワインとポートワインで作られたもの。鴨肉の深い味わいをより楽しませてくれる。

食す人の楽しみを第一に考えられたメニューは、自由がありながらも美味しい軌道を外さない。来福する価値のある一品といえる。


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冷え込む寒さに旬を迎える金柑をメインとしたデセール。鮮やかな色彩のソースが美しい。
金柑を使用した甘さが濃厚な温ドルチェだ。グレナデンシロップ、オレンジが香るコアントロー、芳醇な白ワイン、こだわり配合のスパイス(クローブ、アニス、ローリエ）でコンポートした金柑をまるごといただける。香草リキュールのぺルノーとフレッシュミントが織り込まれたアイスクリームと合わせると、冷んやり爽やかなクリーミーとホットな金柑の濃厚な甘味が楽しい。



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店内はシックな木目が美しい、シックな造りは、男性が一人もしくは二人でも利用できる雰囲気。